はてなブログから Astro + GitHub + Netlify に移行しました

はてなブログから Astro + GitHub + Netlify に移行しました

はてなブログから引っ越しました。URLはそのままです。

月額1000円程度の有償Proプランだったのですが、思ったほど更新できなくなってきまして少し勿体ない状態でした。会社側での発信タスクが増えてきて、プライベートな執筆時間にしわ寄せが来たのが原因です。

サイト目標頻度内容
社長ブログ1投稿/月新作アプリについて連投開始
あなたの知らないWeb技術2投稿/月会社の製品サイト内でWeb技術についてのコラムを開始
エンタープライズiOS研究所2投稿/月かれこれ5年目?iOSの業務活用関連の投稿

上の2つが増えました。まぁ雑多な個人ブログの優先度は下がりますよね。投資やお金の話とかももっと書きたいのですが。あと旅行とかパン作りとかもホントはもっと書きたい🙄

 

引っ越し先は…

国内のブログサービス等は使わず、Astro + GitHub + Netlify という組み合せで完全静的サイトとしました。

今のWebサイト構築のトレンドを全部盛り込んだ格好です。今の…っていうかここ2,3年の流行のような気はしますが。

Astro は Markdown 形式のテキストファイルからWebサイトの全HTMLファイルを生成してくれるツール。GitHub はおなじみソース管理のサービス。Netlify はHTMLファイルをはじめ静的ファイルをホスティングしてくれるCDNサービスで基本無償です。

これらを組み合せることで、CMSを使ったサイトのようにブラウザ上でポチポチ編集する必要がなくなりました。手元テキストファイルを編集して保存、確認後にコマンド打つだけでサイト更新が完了。ブラウザを確認用にしか使わないので大幅な効率UPです。Astroのテーマには Bookworm を使わせて貰ってます。

全部無償なので、月額1000円程度、年間約1万2000円の節約ですね。無償で提供してくれているベンダー各社やデベロッパーコミュニティやクリエイターさんに感謝です🙏

(執筆作業が愛用の Visual Studio Code だけで閉じるので、とっても楽)

少々予断ですが、静的サイトを作るツールの Astro はホント良くできてます😊

最近は自社サービスのオンラインマニュアルを順番に Astro に移行しつつあって、ドキュメントが更新しやすくなるのを感じてます。以前使っていた Go 言語実装の Hugo より好みです。FAQの更新も素早くできると問い合わせ件数が減らせたりして、スピーディに発信可能な環境作りはメリット大きいですね。

(PHP不要なフォームツール espar form のオンラインマニュアル)

そんなメリットをうけて個人ブログでも更新頻度が上げられたら…と思いますが、さてどうでしょうか🙄

 

画像は生成AIを活用

今回使わせて貰っている Astro のテーマ Bookworm の都合もあり、各ブログ投稿の扉絵的なものが欲しくなりました。はてなブログでは、投稿の中で使った画像から選択する…みたいな仕組みだったのですが、今回はブログ投稿ごとに画像生成AIで作ることにしました。

投稿の原稿テキストを ChatGPT に食わせて、画像生成AIの Midjourney に渡すプロンプトを生成して貰う…みたいな合わせ技です。結構良い感じのプロンプトと画像が得られている…ような気はします。(本投稿の画像はちょっと謎ですけど)

(原稿テキストファイルを渡すとプロンプトが出てくる)

Midjourney 用のオプション(アスペクト比とか)も指定した複数パターンのプロンプトを生成させて、そこから適当にコピペして食わせるって感じです。そんな出力に特化した自分用 GPTs も作りました。

(これをほぼそのまま Midjourney に食わせて画像生成して貰う)

ダウンロードした画像は、手元のスクリプトを使って、画像サイズ変更、拡張子変換、クロップ、最適化などを行うようにしてます。

(コード生成は Claude Sonnet のほうが優秀)

もちろんスクリプトも生成AI。Claude 3.5 Sonnet に作って貰ったものを少しカスタマイズしました。

従来なら、素材写真集から画像をチョイスとか、Midjoureyに食わせるプロンプトを自分で考えるとか、画像加工もスクリプト作るの面倒だなぁ…とか色々と気持ち的なハードルがありましたが、AIのおかげですんなりいきました。全部を生成AIに丸投げとはいきませんが、今はこのへんが良い落とし所かなぁと思います。

 

というわけで、はてなブログから移行の報告でした。節約できた月額¥1,000は、高配当株に変えていくか、また別のAI系や株式投資用ツールのサブスク原資にしよう…と考えてます。