悠々閑適

ゆうゆうかんてき 〜 ゆったりと心静かに楽しく過ごす適温人生

私の蓄財告白 〜 はじめに

好きな資産家の一人、本多静六氏の著書にちなみ、自分の蓄財状況や資産運用について考えていること等をブログに書いていこうと思います。

私の財産告白

私の財産告白

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氏のような途方も無い財産を持っているわけでも、後世に残す事業実績があるわけでもないので恐れ多いのですが。40代でようやく老後に向けた資産形成を意識し始めた遅れ人の資産運用リアルが、誰かの参考になると良いなと思います。

初回ということで、まずは自分の蓄財状況をば。

環境

夫婦2人で子供はいない40代。賃貸暮らし。創業16年のアプリ関係の零細企業を経営してます(会社サイト)。一応、個人事業主でもあります。

投資経験

20代半ばだった2000年代に証券口座を作ってから投資の世界へ。年数だけでいうと投資経験15年ぐらいで、株に限らず色々やってきました。

  • 個別株(日本・米国)
  • 投資信託、ETF
  • バイナリーオプション
  • 仮想通貨(BTC, XRP, ETH, その他ICO関連)
  • NFT
  • FX

やったらダメと言われているものを含めて結構やってます。遊びや体験程度で資金はそれほど投じてないものもありますし、そこそこ投じて痛い目にあったものもあります(笑)

でも、蓄財をちゃんと意識して戦略的にやるようになったのは2016年頃。色々思うところあって会社を小さくして、仕事に明け暮れる生き方をやめようと思ってからです。

仕事を抑えて確保した時間をほぼ全てお金に関する勉強にあてて、これからは戦略的に蓄財していこうと考えました。FP試験対策をしたのもその延長線上にあります。

oishi.blog

プロの方や全力で資産形成されてきた先人達の知識には到底及びません。何年経っても勉強中ですし、それはこれからも変わらないと思います。

投資戦略

今は、

  • (A) 現預金
  • (B) 投資信託(積立NISA/iDeCo)
  • (C) 高配当株投資(日/米)

の3本柱を蓄財の基本戦略としています。(A)が有事の生活資金、(B)がキャピタルゲイン(売却益)狙い、(C)がインカムゲイン(配当金)狙いです。

日本はずっと(A)の一本足打法の預金絶対主義でした。昨今の投資奨励の掛け声や新NISA制定等は(A)+(B)を意図したものですね。

基本的に(A)+(B)で十分だとは思いますが、自分はこれに(C)を加えてます。お金がお金を生むことを最も実感できるからです。

毎月の収入から生活費を引いた残高をルールに基づき(A)(B)(C)に配分。有事の備えである(A)はある程度確保できたため、今はほぼ全て(B)(C)に流してます。

お金のなる木を少しずつ育てていってるイメージ。有事となって (A) が減ったら、(B)(C)の優先度を下げ(A)の充当を優先する考えです。

勉強

お金の勉強は常にしています。

先にも書いた投資戦略がほぼ固まっている以上は、それを淡々とこなしていけば良い、だからもう勉強はいらないと言えなくもありません。ただ、蓄財は方針を決めてブレずに続けることが大事ですので、自信をもって継続するためにINPUTを大事にしています。

お金に絡む書籍は月に1冊は読んでるでしょうか。最近だとこちら。

夫婦でFIRE

夫婦でFIRE

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自分はFI(Financial Independence) を目指してもRE(REtirement)はするつもりがないのですが、蓄財には緻密な計画が必要だと再認識できた書籍でした。こんな感じで毎月、何か新しい本を見つけては買ってます。

また、経済や金融、政治の時事を蓄財視点で捉える勉強にと、以下サロンには開始当初からメンバーになってます。FRBや日銀、金利や各種経済指標はだいぶ理解が進みました。

note.com

あと、すっかり有名になった両さんのYouTubeチャンネルは2018年の開設当初から視聴してます。考え方がかなり近く、知識の補強になっています。

www.youtube.com

こんな感じでINPUTは色々やってるのですが、一方でOUTPUTは全くできてません。facebookにひとこと書評を書くぐらい。OUTPUTの少なさが自分の中では課題だったため、その解消のためにブログを始めたというのもあります。

 

...

 

ざっと、こんなところでしょうか。

僕は100人いれば100人の蓄財があると思ってます。置かれた境遇も違えば、リスク許容度も人それぞれですから。

自分は巷によく聞く、億り人でもFIRE属でもありません。冒頭にも書きましたが、面白くも何ともないどちらかというとまだまだ蓄財途上の遅れ人です。

ただそんな自分が蓄財思考に至った考え方の変化や体験、現状をアウトプットすることで、蓄財サンプルの1つとして誰かの参考になったら良いなと思っています。