読了!
ライフネット生命保険元会長(当時副社長)による生保業界の裏事情や黒歴史を暴露している超良書です。
貯蓄型・財形型生保がなぜ推奨されないのか、生保業界のお金の動きや儲かる仕組み(具体的な金額も)、過去にあった生保事件などを詳にしながら分かり易く解説してくれてます。まさに書名を「カラクリ」とするに相応しい内容でした。これ書いてよく刺されなかったなと思います。
同社を含む一部のネット系生保を除いて、生保業界が顧客不存在なのは、今も当時と何も変わって無いんじゃないかなぁと感じました。
それだけに、12年前の本でありながら内容は陳腐化しておらず、生保見直しを考えてたり、毎月の生保代高いなぁと感じられてる方にとっては今もって家計改善のきっかけを得られる本です。
巻末には保険のより良い選び方を指南するコラムもあったりで、今でもそのまま通用するアドバイスが多々載ってます。オススメ。